Ruruto

特集

無限のコーディネートを楽しむ
春は徹底的に帯研究

商品協力/近江屋 小川屋 おび弘 枡屋髙尾 みかわや 望幸
撮影/タカヤコーポレーション
着付け/羽尻千浩
ヘアメイク/添田麻莉
モデル/四位笙子 JKS専属ドリームエンジェル CHIZURU
ロケ地/おび弘 枡屋髙尾

着物一枚に帯三本とは、昔からよく言われていますが、帯一本に、無限に着物を合わせることもできます。
春の気配を感じたら、たんすをかき回してこれまでに着用したことのない新しいコーディネートにチャレンジしてみませんか?
購入した時の組み合わせ以外が上手にできたら合格。春のお出かけが一層楽しくなりそうです。
足りないアイテムを頭に入れておくのも、お買い物の失敗がないので安心です。
着物や帯は、新しい時代のアダプタブルコンセプトの最高峰かもしれません。

華やぎにセンスが光る
第一礼装から
ソシアルまで

振袖や黒留袖に締めた帯、そのままたんすの奥に仕舞ってある方も多いのではないでしょうか?
訪問着や小紋、付下げで少しだけカジュアルダウンして雅やかで品格のあるフォーマルやソシアルに活用してみませんか。

帯:西陣袋帯 西陣まいづる

白地に躍動感のある若々しい吉祥文様が描かれた振袖に、扇面つなぎと七宝つなぎの豪華な袋帯を華やかに締めました。
着物
チェンジ

着物:京友禅訪問着 「更紗」

振袖の帯は、季節を問わず着用できる宝相華を中心とした更紗調の訪問着にドンピシャでした。

加賀友禅黒留袖(清藤武二作)にはおためでたい日にふさわしいコーディネートで
新郎新婦の母として、控えめながら寿ぐ気持ちは誰よりも大きく膨らんで。

帯:金華山唐織 「百花繚乱」丸勇織物

永遠を意味する七宝つなぎを金華山(輪奈織)で織り上げ、七宝文の中には百八の吉祥花を無垢な白色で咲かせました。

チェンジ

帯:本金箔手機「黄鈍おうどん」桝屋髙尾

黄鈍は徳川美術館蔵の名物裂のひとつで、前会長の髙尾弘氏が復元し、帯として発展させたもので、経に絹糸、緯に本金箔と𦁤金糸で手織りのみで織り上げる最高峰のシリーズ。
光を受けて上品に輝く圧倒的な品格と美しさを寿ぐ気持ちに代えて。
着物
チェンジ

着物:京友禅付下げ型染め手描き併用「源氏香」隆美

上品な京友禅付下げ七宝つなぎの帯が良く合って都会的でスッキリとした装いになりました。

チェンジ

帯:綴れ本袋帯
「四君子花紋」おび弘

引き箔で竹を織り込み四君子の花で作った華紋を浮き糸で表現した吉祥文様の帯でかわいらしくもフォーマル感が増しました。