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最近はあまり⾒かけなくなりましたが、家紋の付いた⿊い⽻織は「くろっぱ」と呼ばれ、略礼装として、昭和30年代から40年代の⼊学式に⺟親が着⽤した光景がありました。今はおしゃれとして楽しむ⽅が増えましたが、なんと⾔ってもお太⿎結びを練習中の⽅や、⼿が後ろに回りにくくなってしまった⽅には⼼強いアイテムですね。きちんと感があるのに、なぜかちょっぴり⾊っぽい⽻織を着こなしてみてはいかがでしょうか。
遠⽬には無地に⾒える⽻織ですが、実はダイナミックに猫が寝ています。
ほのぼのとする⼤柄の猫の⽻裏(裏地)はやっぱり猫で。
装いの仕上げともいえる⽻織紐。⽻織のおしゃれを楽しむならここは⼿を抜けません。
とんぼ⽟作家、⼩野遼⽒のオリジナル作品。
ストラップのような組紐は、⼆⾊組み合わせて⾃分の好みの紐にします。
最低3本持っていると組み合わせを変えて楽しむことができます。(上4⾊は男物)
左右の丸絎けの紐を結ぶタイプです。体形や⼨法、着付けが落ち着かない⼈は、⻑さをある程度調整できるので便利。
⽟結びがコロンとキュートなタイプや、天然⽯、コットンパール、ビーズなどさまざまな⽻織紐の中から好みのものを探すのも楽しいものです。中には⼿芸⽤品屋さんで材料をそろえてご⾃分でお作りになる⽅もいます。