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ショールやコートは、⽻織と違って着⽤したまま室内には⼊れませんので、⼾外での着脱の機会がとても多くなります。
同⾏者をお待たせしてしまったり、地⾯に引きずってしまったりすると少々慌ててしまいます。
また、脱いだショールやコートをエレガントに短時間でコンパクトにまとめ、次に着⽤するときも広げやすいようにしておきたいもの。慌ててクシャクシャと丸めてバッグに突っ込んだりすると、次に着⽤するときに美しい所作で着⽤することが難しく、シワも気になります。
ショールやコートはエレガントな着脱でこそあか抜けます。
1.
衿側を少し折り、両⼿で広げて持ちます。
2.
持ったところを重ね、⽚⼿で持ちます。
3.
⽚⼿で背中に回します。
4.
再び両⼿で持って広げます。
5.
⽚⽅の肩にかけます。
6.
もう⼀⽅の肩にもかけます。
7.
きものと同じ重ね⽅をします。
1.
⽚⽅を引っ張ってショールを外します。
2.
⼆つに折って⻑さを半分にします。
3.
縦に折って、幅を半分にします。
4.
サイズによっては三つ折りにし左⼿にかけます。
5.
バッグも同じ左⼿に持ちます。
1.
簡単な挨拶をしたら、荷物を隅に置かせてもらいます。
2.
ホックや内側の紐は下から外します。
3.
打ち合わせをすべて外したら、⼿を逆⼿にして両袖⼝を持ちます。
4.
そのまま後ろに⼿を回し、袖⼝と袖⼝を重ねます。
5.
やりやすいほうの⼿で、両袖⼝を持って引いて脱ぎます。
6.
コートを前に回して、もう⽚⽅の⼿で、両肩⼭を合わせて持ちます。
7.
袖⼝と肩⼭を持って体の前に平⾏にします。
8.
肩⼭を持っていた⼿で袖付けを押さえます。
9.
両袖を折り込みます。
10.
袖⼭と肩⼭を両⼿で持ちます。
11.
袖⼭・肩⼭は合わせて持ったまま、もう⽚⽅の⼿で袖の下辺りを押さえます。
12.
⾝頃を折ります。
13.
輪に親指を⼊れて整えます。
14.
さらに半分に折ります。
※⼈前でうまくコートを脱げないときは、⾞の中などで脱いでおくのもよいでしょう。
モデル/山田和代さん