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特集

今年の冬は
コートと羽織であか抜ける

ソシアルからフォーマルなら
⼀⽣もののコートを⼀枚
ソシアルから
フォーマルなら

⼀⽣もののコートを⼀枚

道⾏衿は流⾏遅れ?そんなことはありません。
フォーマルならやっぱり道⾏衿が装いの格を上げてくれます。
式と名の付く外出や、⽬上の⽅のお祝いなどには主役級の道⾏コートで。

道⾏衿・絵⽻コート



訪問着などのドレッシーな装いや、第⼀礼装の場合などはコートの格も上げたいもの。京友禅の古典柄の絵⽻付けに、蝋たたき染が⽴体感を醸し、繊細で上品な装いに華やぎを添えてくれます。紐で着⽤するタイプのきもの衿や道中衿と違って、スナップボタンで着⽤しますので、サイズの許容範囲が⼼配な⽅は採⼨をしっかりしてもらいましょう。

極細の⽷を操る
佐志め織物のコート

天平綿を道中着衿で裾までの⻑さで仕⽴てました。カジュアルから少し格の⾼いソシアルまで着⽤範囲の広い凛としたコートです。⾬コートとしてもお勧めです。
正倉院⽂様を織で表現した格調⾼い⽂様です。

古くから繻⼦の⾬コートを得意としてきた⼭形県⽶沢⽒の佐志め織物では古くからコート地に定評がありました。まだ撥⽔加⼯の技術が⼗分でなかった頃から、経⽷の密度を詰めて緯⽷を強く打ち込み、⾬粒などが滑り落ちるほどの布を織り上げてきました。そのためには、約60デニール(⼆⼗⼀中3本駒撚り)の極細の⽷を経に四千〜六千本⽤います。
⼤島紬の経⽷の本数が約千⼆百本ほどなのを考えれば途⽅もない本数です。⽷が極細のため、軽くて着⼼地が良いだけでなく、たためば⼩さくなりバッグに収納しやすく、復元性が⾼いのでしわになりにくいという特徴があります。繻⼦とは異なる組織で織りが上げているので、⾬コートとしてだけでなく晴⾬兼⽤で愛⽤できるコート地です。

慶弔両⽤リバーシブルコート

晴⾬兼⽤かつ、慶弔両⽤という、佐志め織物の軽さ故にリバーシブルでも重たくならないという利点があり、⼀枚は⽤意しておきたい絶妙なコートです。

天⽬茶碗を思わせるような美しい光沢は飽きのこない気品が薫ります。
仏事はもちろんのこと、普段からしゃれ物の上に着⽤してもOKです。正式な場⾯で着⽤しないならば、きもの衿や道中着衿のリバーシブルも視野に検討したいところ。