Ruruto

特集

今年の冬は
コートと羽織であか抜ける

ぜったいに⼀枚は欲しい
洗練された道中着

道⾏コートに代わって主流になった道中着。きもの衿と違い、おくみ部分が衿を兼ねていますので、柄の流れが美しく、紐で結ぶため体形の変化にも対応しやすいデザインです。

渋⾕式仕⽴て



落ち着いた地⾊に、地紋を⽣かした表情豊かな刺しゅうが後ろ姿を優雅にしてくれます。
紋意匠縮緬の柔らかい地⾵に刺しゅうをあしらった道中着。

渋⾕式仕⽴ての着⽤⽅法

何か所も紐を結ぶタイプで下前と上前の裾をそろえて、⾃然な落ち感を作るのが難しいという問題を解決。
⾃然で美しい着姿が紐⼀本で実現しました。

  • 1.
    ⾐紋に沿わせて肩に掛け、左右の袖を通してふんわりと⽻織ります。

  • 2.
    下前(右側)の⻑い紐を左から背中に回して右へ送ります。

  • 3.
    右側の脇線にある⽳から紐を引き出します。

  • 4.
    紐を結びます。

  • 5.
    美しい着姿が整いました。

こちらも渋⾕式の仕⽴てで美しい着姿になりました。⼩紋柄のコートも、しゃれ着でのお出かけには⽋かせないアイテム。このコートが着たくて、コートに合わせて着物を選んでしまったりするほど、この冬⼀番のお気に⼊りアイテムになりそうです。

紫⼭式仕⽴て

千代⽥衿⾵の曲線が可愛らしいコートは紫⼭式仕⽴てでロングコートとショートコートの⼆通り着⽤できる紐の仕組みで⼈気です。加えてリバーシブルなのでなんと⼀着で四通りのおしゃれが楽しめます。(写真は三通り)

  • 裏の⻩⾊の部分がアクセントになって、紋紗の市松から裏が透けて個性的な装いに。

  • 短い丈を楽しみたいときは、着物のお端折りのようにドレープをとります。

  • 裏は⻩⾊の格⼦(ギンガムチェック)で明るい⾊合い。