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いろいろなやり方がありますが、オーソドックスで簡単なやり方をご紹介
てを肩にかつぎます。
たれを胴に二巻きします。
ここで一度キュッと締めてからてを下ろします。
てを下から通して上へ引き出し、ギュッと結びます。
このとき一度たれをぐっと上げて締めておくとリボンが下がりにくく、このあとがやりやすくなります。
たれを折り曲げて、リボンの部分を作ります。
リボンの幅は胴の幅を目安にお好みや体形に合わせて。
出来たリボンの真ん中に、山・谷・山のヒダを作ります。
上げておいたてを半分(または三分のー)に折り曲げて、ヒダの部分に下から一巻きくぐらせます。
しっかりと帯の上にリボンをのせて、余ったてを、胴の部分に上から通します。長い場合は帯の下線から一度ひっぱっておいてから帯の中に戻します。
リボンのカタチを整えます。
時計回り(左から右)で出来たリボンを後ろへ回します。
出来上がりです。
⑤までは基本の文庫と同じですが、少してを長目にとり、結び目に近い部分のたれで片側だけリボンを作ります。
肩にかついだてを下ろして、⑥で作ったリボンの反対側に引き抜きながら蝶結びを作ります。
たれの残りを結び目の下から上へ通し、下にもう つ羽根を作ります。
残ったたれを下から通し、三つのリボンの結び目の上からふっくらとかぶせて、少し大きめで立体感のある帯結びでヒップや背中をカバーします。
後ろに回して出来上がりです。
⑤までは普通の文庫と同じですが、てを長目に取り、たれで自分の右側にリボンを一つ作り、肩にかついでいたてで真ん中を一巻きします。
たれを折り曲げて二つ目のリボンを作りますが、たれの先端はそのまま下げておきます。
肩にかついでいたてで、真ん中を下から一巻きし、余ったてを基本の文庫結びと同様に銅の中に上からしまいます。
リボン部分を上下にずらして広げ、後ろに回して完成です。アシンメトリーに変化をつけることで、動きのある後ろ姿が華やかな印象になります。
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半幅帯「七宝×鱗文」(ポリエステル100%) 京都丸紅