十一代目岩井半四郎プロデュース
風に揺れる
羽衣のように
-
着るひと/HIKARI
-
朝霞撫子重ね文様
淡い撫子色の地色に石竹色(撫子より濃く唐撫子ともいう)、裏柳色から菫色へとぼかした中に、白に描いた撫子の花弁が可憐です。
ところどころに縫を入れて立体感を出しています。帯は横細波の夏袋帯を合わせました。
-
着るひと/四位笙子
-
江戸風流流水文様
夏の色彩はやはり藍色です。
色銀鼠の深みある地色に色重ねのように鈍色を配し、そこに主役の藍で大胆に流水文様を描きました。愛の中でも私が好きな縹色を使いました。水の流れが涼を呼びます。
帯は白地の横細波の夏袋帯。白とわずかな金銀でスッキリと仕上げました。大嶋進氏とのコラボレーション作品です。