Ruruto

「日本きものシステム協同組合」は、全国各地の健全な有力呉服店のグループで、着物振興や日本文化継承、原材料の保護、確保のために精力的に活動しています。
着物季刊誌『るると』出版もその一環です。
理事長の佐々木英典が、全国のグループ各社を回り、お店の紹介と地元の人がイチオシの地元グルメを紹介します。

1.花いち都屋 札幌本店

にぎやかな狸小路商店街で創業すること70有余年。日本伝統の衣文化「きもの」を通して、お客さまの暮らしと心を豊かにするお手伝いをしてくれるお店です。訪問着や色無地、おしゃれ着や小物類の販売はもちろん、「着物で海外にお出かけしたときに楽しんでいただけるように」と英会話のレッスンも行っています。素敵に装い、気軽に通える、和の極上空間です。

〒060-0063 北海道札幌市中央区南3条西1丁目（狸小路1丁目）プレミアタワー3F
tel：011-222-1666 fax：011-222-1667
営業時間：10:00~19:00
定休日：年中無休（年末年始を除く）
https://www.miyakoya.co.jp/

花いち都屋の会長　山越秀博さんのおすすめご当地グルメは「北加伊道」（ほっかいどう）

六花亭札幌本店
〒060-0004 北海道札幌市中央区北4条西6丁目3-3
tel：011-261-6666
営業時間：10:00~19:00
定休日：不定休
オンラインショップ：http://www.rokkatei.co.jp

「マルセイバターサンド」が有名な六花亭から、この春話題の新商品「北加伊道」が誕生しました。2018年は北海道命名150年という記念の年。幕末の探検家・松浦武四郎が、”北加伊道”と提案し政府が”加伊”を”海”と改めて「北海道」となったとされています。その記念菓として今年3月に発売されたのが、つぶ餡をパイで包んで焼き上げた「北加伊道」(1個120円／税込） です。パイ生地のなかに小粒の餡がぎっしりつまっていて、甘さは控えめ。北海道のおみやげの新定番として人気が高まっています。
「北加伊道撰」1,770円（税込）つぶ餡パイ「北加伊道」と人気商品の詰め合わせ。
※札幌本店以外に、北海道の各地に直営店、取扱い店あり

2.きものの館 丸友高尾

着物の販売とフォトスタジオ、ハウスウェディングができる結婚式場もあります。振袖は常時600点以上展示。すべての振袖で「お買い上げ」と「レンタル」のいずれかを選べます。和文化の継承にも真剣に取り組み、着物の着方教室のほか、美しい立居振舞いや所作、正しい敬語やビジネスマナーを学べる「和の文化スクール」も定期的に開催しています。

〒070-0032 北海道旭川市2条通14丁日銀仲通り
tel：0166-26-4441 fax：0166-26-4444
営業時間：10:00~18:00
定休日:水曜日
http://www.kimononotakao.com

きものの館 丸友高尾の社長　高尾次郎さんのお勧めご当地グルメは「き花」

壺屋き花の杜
〒070-8045 北海道旭川市南6条通19丁目（大雪乃蔵跡）
tel：0166-39-1600
営業時間：9:30~19:00
定休日：不定休
オンラインショップ：http://www.tsuboya.net

濃厚なチョコレートやホワイトチョコなどをアーモンドガレットでサンドした「き花」(1枚130円／税込）は、旭川の銘菓として長年地元の人々に愛され、お土産としても人気があります。31年連続でモンドセレクションを受賞し、その味は国内のみならず海外でも認められる美味しさです。旭川市にある「壺屋き花の杜」では「き花」作りの体験や工場見学ができるほか、旭川産の工芸品や地酒などの販売もあり、旭川の観光スポットの一つになっています。（「き花」作り体験や工場見学は要予約）
●「き花」5枚入り760円（税込）
●「き花プティモホワイト」8枚入700円（税込）
（ほかに「ショコラ」「いちご」）
※北海道の各地に直営店、取扱い店あり

3.野村呉服店

胆振・日高地方に根ざした地域一番店として、創業87周年を迎えた老舗呉服店。おしゃれ着物、フォーマル着物の販売ほか、お宮参り、七五三、成人式、マタニティー、結婚記念日などご家族の大切な人生の節目にあわせた撮影プランをご用意した「フォトスタジオkomachi」も併設しています。振袖は伝統的な古典柄から芸能人やモデルブランドのトレンド振袖まで、最新の振袖を多数展示。“一柄一枚”にこだわった品ぞろえです。

〒053-0022 北海道苫小牧市表町2-2-12
tel：0144-32-2428 fax：0144-32-2420
営業時間：10:00~19:00
定休日：火曜日（祝日除く）、3月・8月は休まず営業
http://nomura-kimono.com

野村呉服店の社長　野村信一さんのおすすめご当地グルメは「ルーロー・オ・フリュイ」

サン・ドミニック
〒053-0831 北海道苫小牧市豊川町3-11-2
tel&fax：0144-75-2170
営業時間：10:00~20:00
定休日：水曜日
http://www.st-dominique.jp

「サン・ドミニック」は1995年にオープンした苫小牧にある小さな洋菓子店です。今回お勧めする「ルーロー・オ・フリュイ」はオレンジ、洋梨、黄桃、グレープフルーツとダークチェリーなど5種類のフルーツを、甘さ控えめの生クリームとしっとりしたスポンジで巻き上げたロールケーキ。2004年の全国ロール博覧会（池袋）、デザートオブザイヤー2005 年（名古屋）・2006年（福岡）と3年連続日本一に輝き、全国から注文が入る人気商品です。1本、1本すべて手作りですので大量に注文の場合は、お早めに。
●「ルーロー・オ・フリュイ」1,750円（税込）

日本きものシステム協同組合理事長
福田屋呉服店 代表取締役社長
佐々木英典
栃木県宇都宮市で明治元年より続く名門呉服店の長男として昭和45年に誕生。この度「日本きものシステム」の理事長に就任後、全国行脚が始まりました。加盟各店を巡りながら勉強をしつつ、極上の味を見つけてまいります。