Ruruto

きもので行きたい あんなとこ こんなとこ vol.5

2016/09/01

きもので行きたい

人々を魅了してやまない街
浅草

浅草寺の雷門から宝蔵門へと続く250m余りの参道「仲見世通り」は、日本で最も古い商店街です。
江戸時代、浅草寺の門前町として発展したこの街には、江戸時代を彷彿とさせる浅草寺、仲見世通りの向こうに東京スカイツリーがそびえ建ち、古いものと新しいものが見事に融合した不思議な魅力がいっぱいあふれています。
そんな下町人情の漂う浅草は、今や、世界各国から大勢の観光客を迎える一大観光スポットとなりました。数え切れないほどある魅力的なお店の中から、「江戸の粋」と「下町情緒」たっぷりの、お店やグルメを『るると編集部』が実際に歩いて味わってご紹介します。

1.浅草メンチ

メンチカツー筋のお店。「高座豚」と牛肉をブレンドして、深いコクと絶妙の甘さを作り出しています。一時絶滅状態で「幻の豚」と呼ばれた高座豚を綾瀬市・藤沢市を中心とした養豚家が農事組合法人を設立し、品種改良を重ね復活させました。肉質がキメ細かく、柔らかで脂の質が良く、「旨味が多い」ことが特徴。冷凍してクール便で発送してもらえるので、自宅でも「熱々の浅草メンチ」を楽しめます。

6個パック1,200円(税抜)
10個パック2,000円(税抜)

〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-3
TEL/FAX:03-6231-6629
[営業時間] 10:00~19:00
http://asamen.com

2.梅園

安政元年(1854年)浅草寺の別院・梅園院の一隅に茶屋を開いたのが始まり。庭に梅の木がたくさんあったのが、屋号「梅園(うめぞの)」の所縁だそうです。初代は元祖「あわぜんざい」が好評で、それが浅草名物となり、以来160余年、甘味専門の店として伝統が継承されてきました。創業以来変わらぬ味を本店の甘味処でいただき、ほっと心安らぎました。

北海道産小豆を使って仕上げたこしあん。甘ずっぱいみかん、あんずとアクセントの赤えんどう豆が、濃厚な黒蜜と相性抜群。
あんみつ640円(税抜)
子とら600円(税抜)

〒111-0032 東京都台東区浅草1-31-12
TEL:03-3841-7580
FAX:03-3841-8430
[営業時間] 10:00~20:00
http://www.asakusa-umezono.co.jp

3.佃煮処浅草鮒金

鮒金(ふなきん)の佃煮は旬の新鮮なネタをつかい、伝統の味に頑固にこだわった、程好い甘さに適度な辛さ、そしてうまさを生かした「甘辛旨口」が特徴。お江戸が凝縮された味は、お取り寄せも可能です。贈り物にもいかがでしょうか。

3品入り(川えび・しそ昆布・まぐろ角煮)1,000円(税抜)

〒111-0032 東京都台東区浅草3-13-3
TEL:03-3872-2701
FAX:03-3871-5579
[営業時間] 9:30~18:30
[定休日] 毎週日曜日・祝日・12/31~1/4
    ※連休・臨時休の場合あり
http://www.funakin.net/

4.やげん堀

寛永2(1625)年江戸両国薬研堀で、初代からし屋徳右衛門によって創業。「漢方薬」からヒントを得て「七味唐辛子」を売り出したのが始まりでした。『やげん堀』の七味は、黒ごま・陳皮(みかんの皮)・唐辛子二種(赤と焼)・粉山椒・けしの実・麻の実の七種類からなり、大辛・中辛・小辛の品揃えです。一番人気は標準調合の「中辛」で、辛さと香りのバランスがよい商品です。その他にもストレートな「一味唐辛子」や、芳醇な香りとピリッとした刺激の「粉山椒」など、江戸の粋と下町のスパイスが料理を引き立ててくれます。

七味携帯容器¥900(税抜)(七味唐辛子中辛10g付)季節によっては巾若袋が付いたタイプも。

〒111-0032 東京都台東区浅草1-28-3
TEL:03-3626-7716(本社問合先)
[営業時間] 10:00~19:00
[定休日] 年中無休
http://yagenbori.jp/

5.おいもやさん興伸

サツマイモは、江戸時代から庶民に親しまれた作物で、飢饉のときに多くの命を救いました。同店は芋問屋として明治9(1876)年創業、昭和59(1984)年にサツマイモ菓子専門店を開店以来。その味が評判となりました。現代人に不足しがちなビタミン・ミネラル・食物繊維を多く含んだ大学芋やスイートポテトに芋ようかん……、時代を超えて今も漂う下町のぬくもりを味わうことができます。

●電話注文(本社TEL:03-3842-8522)で、ご自宅でも。
冷凍スイートポテト
自然の食物繊維がたっぷり、体にも優しいスイーツです。1箱5個入り¥1,250(税抜)
冷凍大学いも
揚げたての感覚を、そのままに。カリカリとした食感がたまらない美味しさ。250g×2 ¥1,200(税抜)

<浅草オレンジ通り店>
〒111-0032 東京都台東区浅草1-21-5
TEL/FAX:03-3842-8166
[営業時間] 10:00~19:00
[定休日] 年中無休
http://www.oimoyasan.com/

6.常盤堂雷おこし本舗

家を「おこし」、名を「おこす」という、縁起の良さから創業以来250年余りを浅草の歴史とともに歩み続ける同店。洗練された技術が伝統の味を守り続ける江戸銘菓「雷おこし」は、原料及び製品まで一貫した製造がなされています。雷門本店では、雷おこしの実演販売も行われています。ここでしか味わえない格別な味をご堪能あれ。2階には食事・甘味喫茶処の「雷門展望食堂」があります。

雷門袋……雷おこしといえば「上磯部おこし」白砂糖・黒糖・抹茶・海苔の4種類を小袋に。500円(税抜)
雷神缶(小)……伝統の技術と製法。白砂糖のサラッとした甘さと、コクがありまろやかな甘さの黒糖で仕上げ、一つひとつ個包装。雷神様のエンボスを施した缶に詰めました。1,000円(税抜)
チュララMIX缶……やわらかく、ほのかに甘い洋風おこし。練乳のコクと風味で包んだ「アーモンドとピーナッツ」、メープルのほのかな甘さで包んだ「ココナッツ」と、今風の3種類の味に。1,000円(税抜)

〒111-0032 東京都台東区浅草1-3-2
TEL:03-3841-5656
FAX:03-3842-5657
[営業時間] 9:00~20:30
[定休日]年中無休
http://tokiwado.tokyo/