Ruruto

イマドキの女子力アップは、和がスゴイ![Vol.3]

2016/12/01

書道

大和撫子が行く書道のお稽古編

ドリームエンジェルたちが、女子力アップを目指して和のお稽古に挑戦する連載。年賀状に、書き初めと、なにかと文字のきになる季節に書道にチャレンジしました。

 

書道に必要な道具
硯、筆、墨、筆置き、水差し、下敷き、紙、文鎮

 



書き初めは、元旦の早朝の神聖な水で墨を磨り、恵方に向かって詩歌を書いたことに由来しています。恵方は昨今では節分の「恵方巻き」ですっかりおなじみになった、その年の万事に佳いとされる方角のこと。
1月2日に行うのが一般的で、宮中では「吉書始め」という行事です。宿題は学校へ提出しますが、本来は小正月の火祭り、左義長で正月飾りなどと共に燃やしていました。この炎が高く舞い上がると書道が上達するといわれていました。

 

今年6期生のドリームエンジェルになったWakanaちゃん。永字八法を練習した後は、美しい振袖に身を包むことが増えるのでキレイにきちんと務まりますようにとの願いを込めて、振袖にもよく描かれる「花鳥風月」を心を込めてしたためました。


筆文字を使って年賀状づくりに挑戦!

パソコンでカンタンに年賀状が作れる時代ですが、自分で心を込めて描いた筆文字があるだけで、ちょっといつもと違う年賀状になりそう。今年は挑戦してみませんか?

頌春(しょうしゅん)、謹賀新年、迎春(げいしゅん)など、いろいろありますが、頌春・迎春は目上の人に使わないようにしましょう。元日は、1月1日を、元旦は、1月1日の朝を表します。ちなみに「正月」は1月いっぱいを指しますが、年賀状は7日まで(松の内)に届くのがマナーとされています。できれば1日に到着するように準備をしたいものです。

【年賀状に書きたい文字その他】
寿、福、春、賀正、初春、恭賀新年、”新年明けましてけましておめでとうございます”は、「新年」と「明けまして」が同じ意味になりますので誤りです。