Ruruto

イマドキの女子力アップは、和がスゴイ![Vol.12]

2019/03/01

祝儀袋

大和撫子が行く祝儀袋編

ドリームエンジェルたちが、女子力アップを目指して和のお稽古に挑戦する連載。今回は冠婚葬祭には欠かせない祝儀袋と水引の勉強をし、実際に鶴の祝儀袋の作り方を教えていただきました。

 

材料
●和紙(紅白の二枚)
●中包み
●金銀水引
●鶴の水引
●のし

 

 

 

 

 

こんなに素敵な祝儀袋ができました♪


水引の制作風景
最高級の手漉き檀紙を使用して、手作りの京水引を用い、熨斗(のし)も海藻などの天然素材から作られた本熨斗を使用した本格志向、最高品質の祝儀袋に定評があります。水引工芸品など、大切な日を格別なものにしてくれます。


 

鈴木久子先生が、ちょっとした疑問にも丁寧に答えてくださいました。

水引についての、あれこれ

最近、コンビニなどで売られている水引には、結婚など一生に一度のことはあわじ結び(結び切り)、その他のお祝い(何度あってもよい)は蝶結びというのが一般的になっていますが、関西では、結婚があわじ結びの金銀、その他が同じあわじ結びの赤白で良いといわれています。

 

結びの種類

熨斗(のし)は、アワビをたたいて延ばしたもののことで、結納などにも用いられます。「のし袋」というのは写真の右に見える黄色の「熨斗」が付いた袋のことを通称でそう呼びますので、熨斗そのものを袋状にしたもののことではありません。

 

祝儀と不祝儀

金銀の水引は結婚のお祝いに用いられることがほとんどですが、昨今では新築祝いなどにも用いられます。白黒は不祝儀に用いられます。

裏側の紙の折り方は、上が長い(右)が不祝儀、下が長い(左)がお祝いとなります。

 


水引館
mizuhikiya

明治以前から「元結」を制作。昭和初期に絹巻水引や結納飾りの製造を開始。昭和39年「鈴木水引手芸学校」開校。43年ヨーロッパ進出、52年法人設立、平成18年社名を「水引館」に変更し現在に至ります。
 
株式会社水引館(みずひきや)
 
〒605-0846 京都市東山区五条橋東6丁目506 チサンマンション605号
定休日:土・日・祝祭日・第3木曜日・GW・お盆・年末年始
営業時間:10時~17時
http://www.mizuhikiya.com/