2018/06/01
ドリームエンジェルたちが、女子カアップを目指して和のお稽古に挑戦する連載。今回は、きものライフには欠かせないお手入れのお稽古です。中でもちょっと勇気の要る「洗濯」に挑戦。特集の撮影で着用した綿麻の浴衣と、小千谷縮を自宅で洗いました。
ドリームエンジェルのAyanaちゃん、京都のお手入れのプロ、アイサインの澤村幸治先生に「ゆかたと麻のきもの」の洗濯方法を教わりました。
綿や麻の洗濯に必要な道具
大きなたらいでも洗えますが、四角いプラスチックの衣装ケースは、四角くたたむ浴衣や着物を洗うのに重宝です。洗濯用洗剤(漂白剤の入っていない、色柄物やおしゃれ物用が安心です)
大きめの白いタオル
(株)アイサイン澤村幸治先生
今日教えてくださるのは、着物悉皆歴25年超の澤村幸治先生です。着物のお手入れはもちろんのこと、染め替え、仕立からリフォーム、リメイクまで幅広く手がける(株)アイサインの代表取締役社長で、「お手入れ相談会」で、全国各地の呉服専門店を中心に多方面で活躍中です。
【綿麻平織浴衣】
初下ろしの浴衣なので、素材を確認。綿や麻、ポリエステルなら自宅で洗えます。洗濯表示が付いている物はよく確認しましょう。まずは広げて全体を確認し、ヒドイ汚れがある場合は覚えておきましょう。
※脱水機に入れる場合は、最後までかけず1分程度でやめましょう。最初からネットに入れて洗濯機で洗う場合は、衿をしつけ糸などでザクザク縫い留めておくと衿の内側の布がよれません。
【アイロンのかけ方】
平織りの木綿や綿麻は、すすぎの時にのりをしておくとパリッとします。またスプレータイプののりもあるので使いやすい方で大丈夫。
【小千谷縮(麻100%)のお手入れ】
小千谷縮は自宅で洗えてアイロンも要りません。また干したらすぐに乾くので、平織りの浴衣よりも扱いがカンタンで一枚持っていると重宝なきものです。霧吹きでシワは落ちるので、足の付け根、膝の裏など、シワになった部分に霧吹きして下げておくと、次に着用するときにシワがとれています。
小千谷縮は乾けばそのまま、すぐに着用できます。