特集
モデル写真:Studio MacCa
商品協力:近江屋株式会社 井登美株式会社
梅雨の庭に紫陽花色が鮮やかになり、蛍の便りが届き始める美しい季節。
夏の極上のお出かけは着物。
目に涼しく、肌に涼しい装いは、静寂の中で際立ちます。
蝉時雨にも負けない存在感。
晩力の緑の木立に尋ね、時雨にも清流にも似た
冷たい露のひとしずくのような、キラリと輝く装いで。
お茶をする時間、ミュージアムショップでお土産を選ぶ時間、夏の美術館は涼しくて快適。午後のひとときをゆるやかに過ごすのがお気に入り。高原やちょっと都会から遠くの美術館ならなおさら吹き抜ける風や木漏れ日までもが、ちょっと張り切ったよそ行き姿をもてなされているようです。
美術品を愛でるときは、できるだけシンプルな装いを心がけて、作品と競わないように調和を楽しみます。どんな作品ともなぜか違和感なく感じられるのは自然界にある空の色、土の色、木々の色……でしょうか。
薄い色は膨張色だからと臆して濃い色を好む方も多いようですが、思い切って涼やかな色にチャレンジしてみると、顔映えも明るく若々しい装いに。この夏、今まで持っていない明るい色に挑戦してみようと思います。
学生時代に一緒に泣いたり笑ったりした一番大切な女友だちのグループ、私の大切な宝物です。そんなかけがえのない仲間と夏休みに久しぶりに会えることになりました。実際に会うのは何年ぶりかしら……
どうせならお互いにオシャレをして、少しだけ夏のエレガンスも楽しみたいって、なんだか話はどんどん膨らんで、話だけは世界中を巡った結果、ワクワク感を道連れに、地元から日帰りできる山の上のホテルに行くことにしました。
若い頃の、初めてのデートの日のような自分のときめきがおかしくて、準備をしている時から気分はなんだかセレブ。