Ruruto

2023/10/16

【恋し、こがれたインドの染織】2023年10月22日まで @東京

恋し、こがれたインドの染織 世界にはばたいた布たち~

インドは古くから綿の国でした。植物繊維である木綿に美しい色を染めることは難しく、17世紀以前に赤や黄色を鮮やかに発色させ、しかも洗っても色落ちしない布を作る技法をもつ国はインドをおいて他にはありませんでした。本展覧会では、交易により世界に輸出され、変化を遂げていったインド布の伝播に着目し、ヨーロッパをはじめ、インドネシア、タイ、ペルシャ、日本などへもたらされ、それぞれの地で変化を遂げた布たちをご紹介いたします。
展示では、「更紗」の名で知られる捺染布をはじめ、ヨーロッパに渡った豊かな色彩のエキゾチックな柄のパランポールと呼ばれる捺染布、1枚作るのに最低3年はかかるといわれる緻密な綴織のカシミールショールなどを展観します。そして、何よりインド国内の宮廷や寺院で使われた金銀糸織や、今では技法さえわからないほどの複雑な絞り染めのターバンや上質の木綿モスリンなど、インド染織の幅広さや奥深さをお楽しみいただきます。

(公式サイトより転載)

【期間】2023年8月8日(火)~10月22日(日)

 10時~17時 ※入館は16時30分まで

 毎週月曜日休館(祝日の場合は翌平日)

【会場】大倉集古館

 東京都港区虎ノ門2-10-3(The Okura Tokyo前)

【入場料】一般1,300円、大学生・高校生1,000円、中学生以下無料

【主催】公益財団法人 大倉文化財団・大倉集古館、日本経済新聞社

公式サイト

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