帷子(かたびら)は、麻などでつくられた裏地のない夏用のきもののことをいいます。
帷子は、細い糸で織られているため、染めや刺繍による緻密な模様がほどこしやすく、特に軽くさらりとした感触は大奥の人々に好まれました。
武家女性の夏の正装は、その帷子の上に腰巻という衣装を重ねるというものでしたが、暑さをしのぐため、腰に巻いた付帯(つけおび)の、つき出た両端に腰巻をかけるというスタイルに変化していきます。
今回は帷子を中心に、腰巻、付帯を紹介いたします。涼を感じる模様や素材、独特な着装方法をお楽しみください。
(公式サイトより転載)
【期間】2023年5月26日(金)~8月21日(月)
前期展示:5月26日~7月13日
後期展示:7月15日~8月21日
【休館日】7月14日(水) 一部展示替えのため
【開館時間】9:00~17:00
【会場】松坂屋名古屋店 南館7階 松坂屋史料室
名古屋市中区栄三丁目16番1号
【入場料】無料
詳しくはこちらをご確認ください。